ということで、本日締め切りとなったボク神企画。本オラファクからは妖精型の書き下ろしイラストとご存知天馬型ほか、数点の設定カットやラフ・テキストデータをCD-ROMに詰め込み送りました。
ちなみに。
書き下ろしの妖精さんを見せた知人からの反応がことどとくその「ある一箇所のボリューム」であったことには、もはや何も言うまい……(苦笑
さて。
かくして今回は前回予告した通り、件のボク神企画について突っ込んだ内容を書いてみようかと思ったのですが、本当に本音の話はさすがにどうかとも思い直しまして……
なので、軟らかに行こうかと思います。
まずはこの場にて、ユーザーからの意見を広く取り入れる機会を下さったコナミ事業部及び電撃ホビーマガジン編集部様方に感謝を。
こうしたホビー業界でもこうした企画が持ち上がるのは、何よりその商品がメーカー・ユーザー共に愛されているからだと思います。
ユーザーからのアイデアを広く募るこうした企画は、メーカーサイドからすればいろいろと大変なことばかりなのだろうなー、っと思います。
しかしそれを踏まえた上でこうした企画によってよりユーザーの意見・要望をこれからの発展に反映させるような方向性を打ち出してくれたのは、とてもありがたいことだと思います。
実際私なども今回の企画でアイデアを煮詰める際にあらためて「武装神姫って何だろう? MMSってどんなシステムだろう?」と考えることで、より神姫への理解を深められたのではないかと感じます。
さまざまな所で今回のボク神企画への「こんなアイデア考えたよ」「こんなの送ったよ」という他のユーザーを見るだけでも、自分を含めてこの企画によってユーザー自身がみんなで「武装神姫」を盛り上げる。そうしたことができたのだと思いました。
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しかし、同時に。だからこそ企画にはいくつか疑問点もあります。
不安点……と言い換えてもいいです。
例えばこうした企画物には、「応募作の意見を反映するといいながら、実際にはそれが達成されているのか怪しいケース」などがよくあります。
私が過去に雑誌等で見た企画物の中にも、応募アイデアが反映されているであろう箇所を見つけるだけでも大変なものが採取的に決定稿として雑誌サイドから提示されて終わりみたいなのがあったもので。
できれば今回はそういうのでなく、応募作のアイデアが分かりやすく表面化してくれたらいいなぁ、と思っています。
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↑妖精型と天馬型のサイズ比較用カット。カラー稿では妖精さんの羽はもっと小さく収めているのでここまでの差はつきませんが(笑
妖精型は某所の掲示板に案を数点載せて、それらにいただいた意見を統合して完成稿にしていったという経緯から感慨深いものがあります。
ところでボク神企画でもうひとつ最初から最後まで悩まされたのが「作品の発表」についてです。
すなわち、以前ネット・同人誌等その他で発表済みの作品でも何の問題もないのか?というところですね。
募集要項に発表済みの作品は不可とするような事項がない以上、当然発表済み作品でもOKということなのだろうとは思いますが。逆にこういうところは不明瞭だと混乱を招くことにもなると思うので、しっかりと明記して欲しいところだったと思います。
(今回私が送ったのは、いずれもすでにネット上で公開していたものばかりなので……余計にね:汗)
また応募した作品の扱いに関しても、その後ネット上や同人誌などの媒体で自由に使っていいのか? とか、やはりちょっとした疑問がわくのは仕方ないのですかね……。
どうも他の方々のを見ると、郵送するまでは自重するけど送っちゃった後はネット上で発表しても問題ないだろうって流れみたいですが。
さてはて。
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